ハーブ
ハーブは、植物は光合成をおこなうため、 酸素から植物自体を守る作用(抗酸化作用)をもつポリフェノールやカロテノイドなどの成分が健康作用の元となっています。
ハーブには、ビタミンやミネラルのほか、 抗酸化作用をもつポリフェノールやカロテノイドなどの栄養素が含まれたものがあり、 健康を増進するなどを目的として、ハーブティーやハーブサプリメントとして利用されています。

セントジョーンズワート
セントジョーンズワートは、主にヨーロッパに自生する多年草です。セントジョーンズワートは主に、気分を明るくさせる、ストレスに対する作用がある、などとしてハーブティーやハーブサプリメントなどに利用されています。セントジョーンズワートに含まれるヒペリシンやヒペルフォリンなどの成分が、セロトニンに働きかけることが作用の要因だと考えられています。セントジョーンズワートのサプリメントを選ぶ際は、ヒペリシンの含有量が明示されているもの(0.3%が目安)を選ぶことをおすすめします。

ウコン
ウコンは東南アジア原産のショウガ科の植物で、中国ではウコンを漢方薬として用いており、日本には室町時代に中国から当時の琉球王国にウコンが伝えられたとされています。ウコンには色素成分のクルクミンが豊富に含まれており、肝臓のはたらきを助けたりや胃の健康を守る作用がウコンにはあるとされています。

アロエ
アロエは南アフリカを主な原産地とする熱帯地域に多く分布するユリ科の植物です。世界でアロエは300種以上があるとされ、海外ではアロエベラやケープアロエがよく知られています。日本では耐寒性をもったキダチアロエが最も一般的で観賞用などに利用されています。アロエにはアロインなどの成分が含まれ、世界中で古くからアロエは健康に良い植物とされ、日本でも江戸時代からキダチアロエが「医者いらず」などと呼ばれ、火傷の治療や胃腸の健康を守るためなどに利用されてきました。

スピルリナ
スピルリナは、熱帯の塩湖などに自生する藍藻類の一種で豊富な栄養素を含むことから理想的な食品とされている植物です。スピルリナはたんぱく質やビタミン・ミネラル、多糖類、カロテン類、クロロフィルなどの豊富な栄養素を含んでいます。またスピルリナなその細胞膜が薄く消化吸収が良いのも特徴です。スピルリナは人工培養も成功し、栄養補給食品などとして利用されています。

ビルベリー ブルーベリー
ビルベリーは、北部ヨーロッパに自生する野生種のブルーベリーの一種で、ポリフェノールのアントシアニンを豊富に含むことから目の健康に良いハーブとして注目されています。ビルベリーは果皮だけでなく果肉にもアントシアニンが含まれ、ビルベリーのアントシアニン含有量は、通常のブルーベリーの約5倍とされています。アントシアニンは抗酸化作用の強い成分で、緯度の高い地域に自生するビルベリーの実を白夜が続く夏の紫外線から守るはたらきがあると考えられています。

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